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時は明治、世紀末。香月真澄の勤める雑誌「幻想倶楽部」がある一丁倫敦界隈では、不吉な噂が流れていた。首なし馭者が乗った黒い箱馬車、それを見たものは死ぬ、と。そんなある夜、香月は帰宅の道すがら、首を取られた若者と走り去る黒い馬車を見てしまい……!?
(今 市子・著 橘みれい・原案 comic 『霧の一丁倫敦』)
真珠の養殖で財を成した青年実業家・梶原から、現場見学に招待された香月と鏡花。養殖技術の開発者・上之園を紹介されるが、香月は彼が梶原につきまとう雑誌記者に「呪われろ」とつぶやくのを耳にしてしまう。やがて梶原の周辺でつぎつぎと起こる不審死。そんな折、梶浦の地元に伝わる、人魚の伝承を知って……?
(橘みれい・著 今 市子・絵『人魚の真珠』)
鏡花のもとに届けられた、血のように赤い珊瑚の帯留め。海辺に流れ着いたものだというが、鏡花はそれがなにかを囁いているのを感じる。そのころ香月は、美術学校の作品展を訪れ、ある絵画に心惹かれていた……。
(橘みれい・著 今 市子・絵『血潮珊瑚』)
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